1枚の写真を仕上げる重み

おはようございます、こんにちは、こんばんわ。
広島県廿日市市でイベント、商品などの撮影してます、コジマです。
Instagramもやってますので、そちらもどうぞ。


さて、ちょっと前に撮ったものですが、白抜きをするための写真をとりあえず撮っていた時のこと。

家にあった、いつ買ったかも分からないフリスクがあったので、それを撮ってみました。

本当ならアクリルブロックに置くんですけど、とりあえず木のブロックにおいてます。

ここから背景とフリスクを分離させ、スタンドの代わりにしているブロックを消し去ります。

はい、出来上がり。

ではないのですよね。

いつ買ったか分からないので、微細な傷が結構あるんです。表示している写真では分かりにくいかもしれませんが、ホコリのような小さい線は全部傷です。

オレンジ部分とかはほとんど分からないのですが、黒い塗装部分はやはり傷が目立ちます。

そんな時は、、

Photoshop(またはLightroom)の削除ツール(J)やパッチツール(J)などでひたすらチマチマ修正していきます…

修正箇所がたくさんある場合は「各ストローク後に削除」のチェックを外してから一通り修正箇所を選択してから「⚪︎」やEnterを押すことで、毎回修正処理が入らないので楽ですよ!

あと、このように修正箇所が小さかったり、たくさんあるなら「ペンタブ」を持っているととても楽です。液タブ、板タブ、色々種類がありますがとりあえず板タブでも作業環境は大きく変わります。

そしてできたものが、、

シンプルな商品画像だけど、この1枚を作るためにもとても時間をかけたりするのです。

特にホコリや傷は撮影前にできる限り清掃したりしてますけど、それでもどうしても付着したりします。その場合はこうやってデジタル処理をしていくのですね。とても地道な処理だけど、見栄えは大きく変わってくるので大切に1枚1枚撮っていきたいですね。